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学生ローンおすすめ12社一覧【保存版】全国展開で即日融資にも対応している業者を紹介

2025年5月20日
キャッシング基礎知識
 

学生が利用できるローンには「知名度が高く安心して利用できる大手消費者金融」と「知名度が低くても少額融資に特化して学生でも安心して利用できる学生ローン専門業者」の2つがあります。

高田馬場にある学生ローンでおすすめはどこなのか調べてきた
スピード重視ならプロミスがおすすめ!
  • 最短3分で融資可能
  • 初回借入の翌日から30日間無利息
  • 18歳以上の安定収入がある学生も申込可
  • WEB完結で周囲にバレにくい
  • 上限金利は17.8%
学生ローン専業ならマルイがおすすめ!
  • 創業から40年以上!学生ローンの老舗
  • 初めてで35万円以上借入なら15.9%以下
  • 18歳以上の高校生でも申込可能
  • 卒業後も利用できる

成年年齢引き下げに伴って、18歳~19歳の方も成人となりましたが、学生の方は借入先を探すのは実は簡単ではありません。貸金業者を対象に行われた青年年齢引き下げ後における「若年者への貸付方針等に関するアンケート調査」の結果では、「18歳~19歳の学生」への貸付方針を見ると、561社中「貸付する」が87社という回答です。

対して「学生及び一般」では「貸付する」回答は198社ありますから、学生だとローンの選択肢は狭くなっているため、ローン選びは難しいと考えられるでしょう。20歳以上の学生の方なら、大手消費者金融、学生ローン、銀行カードローンなど申込条件を満たせるローンが増えます。

学生ローン比較

学生ローンを選ぶなら、年齢条件、知名度、金利、無利息期間の希望に応じてフローチャートを活用してみましょう。あなたにあった学生ローンを選択できるはずです。

学生ローンフローチャート
融資スピード金利(年率)無利息期間借入限度額WEB完結利用可能年齢特徴
プロミス最短3分(※1)4.5%~17.8%はじめての方30日間最大500万円18歳以上74歳以下(※2)申込・借入・返済もすべてWeb完結で簡単
SMBCモビット最短15分3.0%~18.0% 最大800万円 20歳以上WEB完結申込の利用なら、電話&郵送なしで借り入れ可能
レイク最短25分(※3)4.5%~18.0%はじめての方60日間または365日間最大500万円20歳以上WEBなら最短25分融資(※3)、60日間無利息期間あり
アイフル最短18分(※4)3.0%~18.0%はじめての方30日間最大800万円20歳以上スマホで24時間365日いつでも申込みOK 
アコム最短20分3.0%~18.0%はじめての方30日間最大800万円20歳以上借入方法・返済方法が豊富で利用しやすさ抜群
カレッジ即日融資17.0% 50万円高卒以上1977年設立の老舗、カード発行ありで全国のセブン銀行ATMで利用可能
マルイ最短30分審査回答12.0%~17.0% 100万円18歳以上30分のスピード審査で即日融資もOK
イーキャンパス即日融資 14.5%~16.5%はじめての方30日間80万円18歳以上学生ローンでは珍しい無利息期間を採用
アミーゴ最短30分審査回答14.40%~16.80% 50万円20歳以上学費目的・海外渡航目的の学生の方なら、さらに低金利で利用可能
フレンド田即日融資12.0%~17.0% 50万円 18歳以上学生ローンを創設した老舗、全国から申込み・即日融資OK
学協即日融資16.4% 40万円20歳以上来店不要で当日申込・即日融資OK
友林堂即日融資12.0%~16.8% 30万円 20歳以上インターネット申込なら来店なしで即日融資OK 
  • 1.お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
  • 2.お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。収入が年金のみの方はお申込いただけません。
  • 3.21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。審査結果によってはWebでのご契約手続きが行えない場合があります。
  • 4.お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。

目次

【最新】おすすめ学生ローン一覧(12社)

プロミスは18歳以上で安定した収入のある人が融資対象

プロミス
実質年率(年利)4.5%~17.8%
利用限度額500万円
融資対象18歳以上74歳以下の安定した収入のある方
※お申込時の年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。
即日融資最短3分※
WEB完結
無利息期間初めての借入から30日間
返済方法インターネット
口座振替
スマホATM
コンビニ・提携ATM
プロミスATM
親権者の同意不要
対象地域全国

大手消費者金融プロミスでは、18歳以上の安定した収入がある方(高校生除く)であれば、学生の方でもお金を借りることができます。

申込みから返済まですべてプロミス公式サイトやアプリからWeb完結で行うことができます。

そのほか、インターネット振込なら瞬フリサービスがあり、原則最短10秒で振込可能なので、学業にサークルにバイトにと、毎日忙しい学生の方でも利用しやすくなっています。

また、プロミスを初めて利用する方であれば、メールアドレスの登録とWeb明細の利用で「30日間無利息サービス」が利用できます。

無利息期間の開始は「初回借入日の翌日」からですので、無利息期間を無駄にする心配もありません。

SMBCモビットは申込みから借り入れまでWEB完結可能

SMBCモビット
実質年率(年利)3.0%~18.0%
利用限度額800万円
融資対象満20歳~69歳の定期収入のある方
即日融資最短15分
WEB完結
無利息期間
返済方法提携ATM
口座振替(三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行)
銀行振込
インターネット返済
ポイント返済
スマホATM取引
親権者の同意不要
対象地域全国

SMBCモビットでは、満20歳~69歳の定期収入のある方であれば、学生の方でもお金を借りることができます。

WEB完結申込を利用すれば、申込みから借入れまですべてWEBで済ませられ、電話なし郵送物なしなので親に知られてしまう心配もありません。

また、モビットカードがあれば全国の提携ATMで借り入れられるほか、振込やSMBCモビット公式スマホアプリでも借り入れられるので、とても便利です。

レイクは無利息期間の設定が長くて20歳以上の安定した収入がある学生も申込可

レイク
実質年率(年利)4.5%~18.0%
利用限度額1万円~500万円
融資対象満20歳以上70歳以下の方で安定した収入のある方
(パート・アルバイトで収入のある方も可)
融資時間最短25分
※21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。審査結果によってはWebでのご契約手続きが行えない場合があります。
WEB完結
無利息期間初めての利用でWEB申込する方
50万円未満の契約:60日間
50万円以上の契約:365日間
返済方法自動引落し
提携ATM
銀行振込
親権者の同意不要
対象地域全国

レイクでは、20歳以上の安定した収入がある方であれば、学生の方でもお金を借りることができます。

21時までに契約手続きを完了させれば、当日中に融資が受けられるので、今すぐお金が必要な学生の方にもおすすめ。

申込みから借入れまですべてWebで完結できるので便利ですし、はじめての利用でWeb申込の方は60日間または365日間の無利息サービスを利用できます。

《レイク注釈》
※無利息について
365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。
60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。
365日間無利息・60日間無利息共通:無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。

<貸付条件>
ご融資額 :1万円~500万円
申込資格:年齢が満20歳以上70歳以下の方
安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)

アイフルは満20歳以上で定期的な収入と返済能力があれば学生も申込可

アイフル
実質年率(年利)3.0%~18.0%
利用限度額1万~800万円
融資対象20歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方
融資時間最短20分
WEB完結
無利息期間契約日翌日から30日間
返済方法銀行振込
提携ATM
コンビニATM
口座振替
親権者の同意不要
対象地域全国

アイフルでは、満20歳以上69歳までの定期的な収入がある方であれば、学生の方でもお金を借りることができます。

スマホさえあれば申込みから借入れまでの取引が全て済ませられますし、最短18分で銀行振り込みによる融資を受けることも可能です。(※お申込み時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。)

また、アイフルを初めて利用する方であれば、最大で30日間利息0円で借り入れできます。

アコムは20歳以上で安定した収入があれば高校生以外の学生が申込みできる

アコム
実質年率(年利)3.0%~18.0%
利用限度額1万~800万円
融資対象20歳以上(高校生を除く)の安定した収入と返済能力を有する方
融資時間最短20分
WEB完結
無利息期間契約日翌日から30日間
返済方法インターネット(パソコン・スマートフォン)
コンビニエンスストア(セブン銀行・ローソン銀行ATM・E-net)
アコムATM
提携ATM
銀行振込
自動引落し(口座振替)
親権者の同意不要
対象地域全国

アコムでは、20歳以上の安定した収入のある方であれば、学生の方でもお金を借りることができます。

24時間いつでも振り込んでもらえる(※)他、ATM金融機関・コンビニなどでも借り入れできてとても便利な点が魅力。(※メンテンナンスにより利用できない時間帯もあります。)

また、アコムでの契約が初めての場合、契約日翌日から30日間は金利0円で利用できます。

カレッヂはセブン銀行ATMで使えるカレッヂカードの発行が便利

カレッヂ
実質年率(年利)17.00%
利用限度額最高50万円
※18歳・19歳は10万円まで
融資対象日本国籍の方で、高卒以上の大学生・短大生・予備校生・専門学校生の方。
安定した収入のある方
融資時間即日融資
※営業日の午後2時までに全ての手続きを完了させる必要があります。
WEB完結
無利息期間
返済方法銀行振込
現金書留
セブン銀行ATM(カレッヂカードの発行が必要)
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は高田馬場のみ)

カレッヂでは、18歳以上(高卒以上)でアルバイトなどの収入がある学生の方であれば、お金を借りることができます。

店舗自体は高田馬場に1店舗のみですが、サービスの対象は全国なので、遠方の学生の方でも利用可能です。来店する場合はその場で現金融資、来店しない場合は銀行振込やカードの発送をしてもらえます。

「カレッヂカード」を発行すれば、全国のセブン銀行ATMから借入と返済ができるので、カードローンとしても利用可能です。また返済は手数料無料なので、負担を少しでも減らしたい方におすすめです。

マルイは高校生の申込みも可能で利用限度額が他社より高めの設定

マルイ
実質年率(年利)12.0%~17.0% (初めての利用&35万円以上の借り入れなら12.0~15.9%)
利用限度額1万~100万円
融資対象日本全国の学生様(18歳以上)
又は、当社会員様(社会人可)
融資時間即日融資
※16:30までに契約する必要があります。
WEB完結
無利息期間
返済方法銀行振込
来店(店頭)
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は高田馬場のみ)

マルイでは、高校・高専・大学・大学院・短大・専門学校等に在学中の安定した収入がある学生の方であれば、お金を借りることができます。また、学校卒業までに完済する必要がなく、卒業後も継続して利用することができます。

初めて利用する方で35万円以上の借り入れであれば、15.9%の低金利で借り入れできます。

スマホ完結申込みに対応しており、平均30分というスピード審査が可能です。原則在籍確認なしですが、確認が必要になっても申込者の許可なく実施されることはありません。

イーキャンパスは学費や海外渡航目的の学生なら金利がお得

イーキャンパス
実質年率(年利)新規 15.5%~16.5%
追加 14.5%~16.5%
利用限度額学生時50万円以内・社会人80万円以内、かつ年収の3分の1以内
融資対象18歳から30歳までの安定収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方
※高校生不可
融資時間即日融資
WEB完結
※電話による審査結果連絡。
無利息期間新規の方30日間無利息
返済方法銀行振込
来店(店頭)
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は高田馬場のみ)

イーキャンパスでは、安定した収入のある18歳から30歳までの学生の方であれば、申込むことができます。WEBで手続きができ、最短で即日融資してもらえます。

金利は14.5~16.5%ですが、学生証と免許証をご提示できる学生なら16.0%から融資してもらえます。学費目的や海外渡航目的であれば、適用金利15.5%の低金利で利用できます。

WEB完結とありますが、審査結果の連絡は基本的に電話で行われます。ただし、オペレーターから連絡してもらうか、自分で連絡するかを選ぶことができます。

学生ローン専門業者の中では珍しく、初めての方に対して30日間無利息サービスも提供しています。

アミーゴはインターネット申込み可能で契約後は最短10分で振込融資できる

アミーゴ
実質年率(年利)14.40%~16.80%
利用限度額1万~50万円
融資対象20歳から29歳までの学生の方(大学・大学院・短大・専門学校生)
融資時間即日融資
WEB完結
※電話による審査結果連絡。
無利息期間
返済方法銀行振込
来店(店舗)
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は高田馬場のみ)

アミーゴでは、年齢20歳~29歳までで大学・大学院・短大・専門学校生の安定した収入がある学生の方であれば、お金を借りることができます。

インターネットでの新規申込ができ、平日(祝祭日除く)の11:00~17:45の間に申込めれば即日融資も可能です。融資が決定したら最短10分で振り込んでもらえるので、急にお金が必要になった学生の方にもおすすめできます。

お友達の紹介で契約金額に応じて現金2,000~5,000円がもらえる特典もあります。

フレンド田(デン)は全国の学生が申込みできる老舗の学生ローン

フレンド田
実質年率(年利)12.00%~17.00%
利用限度額1万~50万円
融資対象高卒以上の大学生・短大生・専門学生・予備校生の方で、必要書類を提示できる方及び安定した収入のある方
融資時間即日融資
WEB完結
無利息期間
返済方法銀行振込
店頭窓口
郵便書留(現金書留)
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は高田馬場のみ)

フレンド田の申込条件は、大学・短期大学・大学院・各種専門学校・予備校に通っている、安定した収入がある満18歳以上の学生の方であれば、お金を借りることができます。

1976年から45年以上営業している老舗の学生ローンで、学生ローンの創設者はフレンド田の先代の社長さんなのだそうです。

窓口での申込みも可能ですが、インターネットや電話でも申込みできるので、北海道から沖縄まで地方を問わず全国どこからでも利用できます。

学協は20歳以上なら来店不要でネットから契約可

学協
実質年率(年利)16.4%
利用限度額1万~40万円
融資対象18歳以上の大学生・短期大学生・専門学校生の方
融資時間即日融資
WEB完結
無利息期間
返済方法店頭返済銀行振込
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は三軒茶屋と高幡不動のみ)

学協は、18歳以上の大学生・短期大学生・専門学校生で、安定した収入があればお金を借りることができます。

申込みはネットまたは来店で行うことができます。即日融資も可能なので、スピーディな対応が期待できます。

学協の公式サイトでは、返済シミュレーションが利用できるので、借り入れする前の段階から返済計画が立てやすくなっていますよ。

友林堂は全国の学生が申込可能で最短即日融資も可能

友林堂
実質年率(年利)12.0%~16.80%
利用限度額1万~30万円(目的ローンの場合は50万円)
融資対象20歳以上の学生の方
融資時間即日融資
WEB完結
無利息期間
返済方法店頭持参
銀行振込
親権者の同意不要
対象地域全国
(店舗は池袋のみ)

友林堂では、安定した収入のある20歳以上の学生であれば、お金を借りることができます。

昭和57年から営業している実績豊富な学生ローンで、店舗は西池袋にありますが、全国から利用できます。

即日融資OKなので、今日中にお金が必要になった時でもお金を工面できます。

学生ローンとは?18歳がお金を借りても大丈夫?

学生ローンとは、その名の通り学生の方を対象にお金を融資している金融機関のこと。一言でいえば、「学生の方でないと利用できない金融機関」です。

フレンド田の公式サイトによると、学生ローンは、学生の街【高田馬場】で誕生しました。

学生ローンは、学生の街【高田馬場】で誕生しました。
学生証一枚で、手軽にお借り入れができる便利さで、今日に至るまで学生さんに利用され、親しまれて参りました。
今や、学生さんの間では、通称【学ロン】という言葉でご利用いただいております。

引用元:学生ローンのフレンド田

学生向けローン各社によって異なるものの、基本的には20歳から、早いところだと18歳から利用できますが、高校生が利用できるところはほとんどありません。

学生ローンを利用できるのは、安定した収入のある以下の学生となります。

  • 大学生
  • 短大生
  • 大学院生
  • 専門学生
  • 予備校生

社会人は新規申込はできませんが、学生時代に一度利用したことがある方であれば、追加融資や再契約の形で利用できます。

※マルイなら高校生でも借り入れ可能です。

奨学金との違いは?使用目的の違いは?

奨学金学生ローン
融資対象高校生以上の学生18歳以上の学生
(高卒以上)
使用目的学生生活に関わるものに限定基本限定なし
(事業性資金・ギャンブル不可)
返済給付型:不要
貸与型:卒業後からスタート
初回借入の翌日からスタート

学生が借りられるお金といえば、日本学生支援機構(JASSO)の「奨学金」もその1つ。

奨学金には、ざっくり分けると返済が不要な「給付型と、返済が必要な「貸与型があり、貸与型の中には無利子でお金が借りられるところもあります。

学生ローンと奨学金の大きな違いは、「使用目的が限られているかどうか」です。

奨学金の使用目的は、以下のように、学生生活に関わるものに限定されています。

  • 授業料の納入
  • 教材の購入費
  • 交通費(通学費)
  • クラブやサークルの活動費
  • 資格の取得
  • 生活費

一方で学生ローンは、単に融資の対象が学生というだけで、使用目的は特に限定されていません。

お金の使い道は、ギャンブルなどでなければ原則自由といってよいでしょう。
お金を借りる理由は聞かれますが、使った内容を証明する書類等は不要です。

授業料や教材の購入に使うことも可能ですし、友達と遊びに行くための資金に使っても大丈夫です。

また、奨学金は高校生から利用可能で、返済は卒業後からスタートするのに対し、学生ローンは18歳以上(高卒以上)から利用可能で、返済は翌月からスタートするといった違いもあります。

学生ローンの主なメリット

学生ローンのメリット

親に見つかる心配がほとんどない

以前は18歳・19歳の学生の方が学生ローンを利用する場合、親の同意が必要でしたが、2022年4月より成年年齢が18歳に引き下げされ、18歳・19歳も成人となりました。

そのため、18歳や19歳も親の同意なく学生ローンが利用できますが、借り過ぎないように慎重に返済計画を立てる必要があります。
 ※一部の学生ローンでは申込対象年齢は20歳以上です。申込条件をご確認ください。

18歳・19歳の方が申込む場合は給与明細書などの収入証明書の提出が必須です。

自宅に郵便物を送ることもないので、両親に気づかれる心配はほとんどありません。

ただし、カレッヂのようなカードを発行する学生ローンでは、郵送物なしにはできません。

基本的に社名を封筒に入れることはありませんが、親に誰から届いたのか聞かれる可能性はあります。

不安な場合はカードレスでキャッシングできる学生ローンを選んでおきましょう。

また、原則として自分のスマートフォンへ電話がかかってくることはありますが、自宅やへの確認電話なしで契約まで進められるので家族に内緒で利用できます。

しかし利用後に、返済期日に遅れた際に連絡が取れないと自宅へ電話がかかる可能性はあります。返済に遅れないように十分に注意しましょう。

基本的に在籍確認がなくバイト先にばれにくい

学生ローンは基本的に、勤務先への在籍確認が行われることはありません。

例えば「カレッヂ」のホームページには以下のような記載があります。

Q. 誰か(どこか)に確認の連絡は行きますか?
A. 当社は身元確認等で、ご実家・バイト先などに連絡は致しておりません。
安心してお申し込み下さいませ。

引用先:カレッヂ:ご質問FAQ・ご融資について

在籍確認があったとしても、会社名ではなく個人名を名乗ってくれるので、プライバシーには十分配慮してくれますし、アルバイト先にも知られることなくお金を借りることができます。

ただ、申込内容に不審な点があると在籍確認が行われる場合があるので、申込内容に嘘の内容を記載するのはやめましょう。

学費以外にも幅広い目的に利用できる

学生ローンの利用目的は、原則自由となっています。

そのため、幅広い目的に利用できます。

使用使途の一例

  • 学費
  • 生活費
  • 就職活動の費用
  • 交際費(飲み会・旅行など)
  • 資格の取得費用
  • 運転免許の取得費用(教習所の授業料)
  • 引っ越し費用
  • 車・バイク・PC・家具などの購入費用

自由返済方式が利用できる

学生ローンの会社によって異なりますが、「自由返済方式」を採用しているところが多いです。

元金自由返済方式は、決められた返済日(約定返済日)に利息を支払い、元金については自由に返済できる方式をいいます。

引用元:元金自由返済方式とは|ローン用語集|iFinance

この自由返済方式では、毎月最低でも利息分のみ返済していれば、卒業して働き始めてから元金の返済を行ってもよいのです。

もともと学生ローンは、自由返済方式ではなくても学生の間に完済してしまわないといけないわけではありません。

アルバイトのお給料が少なくても、無理なく返済できるような計画を立てるとよいですね。

また卒業時に一括返済を求められることもないので安心しましょう。

利息分のみ返済している間は、元金自体は減らないので注意する必要がありますが、月々の負担を軽減できます。

【補足】「残高スライド元利定額リボルビング方式」を採用しているところも

利息計算と自由返済方式

自由返済方式のほかには、「残高スライド元利定額リボルビング方式」を採用している学生ローンもあります。

「残高スライド方式」は、借入残高が減ると毎月の返済金額も減る返済方式です。いっぽう、「元利定額方式」は、元金と利息を合算した毎月の返済金額が同額になる返済方式です。

「残高スライド方式」と「元利定額返済方式」を組み合わせた「残高スライド元利定額方式」は、毎月の返済金額が少なくなるメリットと、元金と利息の合計金額が一定となるメリットを兼ね備えた返済方式となります。

基本は元利定額返済方式のため毎月の約定返済額は一定の金額ですが、返済を繰り返して借入残高が少なくなるにつれ段階的に毎月の約定返済額が少なくなっていきます。

引用元:元利定額方式とは? 元金定額方式や残高スライド方式との違いも解説

残高スライド元利定額リボルビング方式の簡単な返済例は以下のようになります。

借入残高返済額(元金+利息の合計額)
10万円4,000円
10万円未満5万円以上3,000円
5万円未満2万円以上2,000円
2万円未満1,000円
残高スライド元利定額リボルビング方式の返済例

上記のシステムでは借入金額が9,999円~5,000円の時は、毎月の返済額は3,000円ですが、返済により5万円未満まで減ると、毎回の返済額は2,000円となります。

借入残高が減ると返済金額が減る部分が「残高スライド」、元金と利息を合計した毎月の返済金額が同額になる部分が「元利定額」です。

アミーゴやイーキャンパスでは、この返済方式を採用しています。

最低返済額以上であれば、何円分返済してもOKですが、自由返済方式と比べると月々の返済額は高くなります。

友達紹介などのサービスが豊富

学生ローンでは、友達紹介やキャンペーンなどのサービスを行っているところがあります。

友達を紹介すれば、現金や図書券などを特典でつけたり、金利を引き下げしたりとお得なサービスが見つかります。

友達紹介は、お得なだけでなくすでに利用している友達に借入がどうだったかなどを直接確かめられる点も大きなメリットでしょう。

学生ローンの主なデメリット

学生ローンのデメリット

利用限度額が50~80万円と低い

学生ローンの利用限度額は、50~80万円までです。

これは、500~800万円が利用限度額となっているクレジットカード会社のキャッシングや消費者金融や銀行カードローンと比べると、大幅に低いです。

元々収入が多くない学生が対象のローンだと思えば、利用限度額が低くても納得はいくでしょう。

ただ、50~80万円を超えるお金を借りたくても借りることはできないので、その点は注意が必要です。

返済の遅れで3つの問題が発生する可能性がある

学生ローンの返済が遅れると、

  1. 家族に気づかれる(親バレ)
  2. 遅延損害金が発生する
  3. 事故情報が登録される

といった問題が発生する可能性があります。

①家族に気づかれる可能性がある

学生ローンは親の同意なしで契約できるので、基本的に家族に気づかれることはありません。

しかし、返済が遅れてしまった場合、申込時に記入した電話番号や住所に通知が行くことがあります。

遅れると家などに連絡はいきますか?
通常は、本人の現住所宛に通知が届きます。
ただし返済が5ヶ月以上滞納し、住所等が不明になってしまった場合等は、帰省先等へ連絡が行く仕組みとなっています。
返済が遅れる場合は、事前に連絡を入れることにより通知等は行きません。

引用元:学生ローンカレッヂ

基本的には電話連絡が多いですが、督促の電話を無視し続けると自宅に督促状が届くようになることもありますし、最終的には裁判を起こされる可能性もあります。

親御さんに学生ローンを利用していることがバレてしまう可能性が高くなるので、家族に気づかれる(親バレ)事を完全に阻止したいのであれば、返済期日は必ず守りましょう。

②年率20%程度の「遅延損害金」が発生する

学生ローンの返済が遅れると、「遅延損害金」が発生する可能性があります。

遅延損害金とは、返済が遅れた日数分に発生する賠償金のことで、「遅延利息」や「延滞利息」とも言います。

学生ローンの遅延損害金は、ほとんどの場合年率20%程度に設定されていて、以下の計算式で求めることができます。

返済が遅れた金額×遅延損害金の年率÷365×返済が遅れた日数

「事前に連絡してもらえれば、最初の○日間の遅延損害金は不要」のサービスを行っている会社もありますが、返済が遅れれば遅れるほど遅延損害金は高額になっていくので、返済期日はしっかりと守りましょう。

③事故情報が登録される

学生ローンの返済が遅れると、信用情報機関に事故情報として登録され、いわゆる「ブラックリスト入り」する可能性があります。

信用情報機関に事故情報として登録されてしまうと、5年間はクレジットカードやローンの審査に通らなくなってしまいます。

もし仮に、4年制大学の2年生でブラックリスト入りしたとすると、在学中はもちろんのこと、社会人になっても3年間はクレジットカードを作ることはできませんし、ローンも組めません。

ローンが組めないと、スマートフォンや車などを分割払いで購入する際に困ることになりかねないので将来的なことも考えても、返済期日は守るように注意しましょう。

金利が16~18%前後で銀行カードローンよりも高い

学生ローンは消費者金融と比べれば若干低金利なのですが、銀行カードローンと比べると金利は高いです。

学生ローンの金利が16~18%前後であるのに対し、銀行カードローンは14%前後と低めになっています。

そのため、銀行カードローンより利息負担が大きくなりますので、無理のない返済プランを立てる必要があります。

土日に手続きがストップしてしまう

大手消費者金融のように土日や祝日も審査を行う学生ローン業者は少ないです。Webからの受付は行っているものの、審査はされません。

また審査対応時間も、大手消費者金融が9時から21時まで受け付けているところが多いのですが、学生ローンの営業時間は17時や18時くらいまでと短いです。

自動契約機を設置している学生ローンもなく、申込むタイミングによって即日融資は難しくなるでしょう。

土日祝日や夜間もすぐ借りたい、できるだけ早く借りたいときには学生ローンは適していません。

学生ローンを選ぶ時のポイントは?

学生ローンを選ぶポイント

日本貸金業協会に登録されているところを選ぶ

日本貸金業協会に登録されているところを選ぶ

学生ローンを選ぶにあたって、まず最初に注目してほしいのが「日本貸金業協会の協会員番号」がホームページ上に記載されているかどうかです。

日本貸金業協会は金融庁から認可を受けた機関で、日本貸金業協会に登録している学生ローンの会社には、協会員番号が割り振られています。

日本貸金業協会に登録されている学生ローンは安全で正規に金融業を営む業者なので、登録されている学生ローンを選びましょう。

ただ、闇金が適当な数字を協会員番号として記載していることもあるので、協会員番号が正しいものなのか、金融庁HPの「登録貸金業者情報検索入力ページ」で必ずチェックして下さい。

最近ではスマホから連絡を入れたり申込んだりする方が大半ですが、違法な貸金業者に申込んでしまうリスクを避けるために必ず公式サイトを利用しましょう。

電話で申込みする場合も、公式サイトに掲載された番号にかけるようにします。くれぐれも違法業者の広告に騙されないようにご注意ください。

営業実績が豊富で安心できる先を選ぶ

営業実績が豊富で安心できる先を選ぶ

学生ローンが誕生したのは1970年代、今から50年近く前になります。

40年以上営業している学生ローンは、長い間たくさんの方に信頼されていた証でもあるため、安心して利用できる可能性が高いです。

もちろん、設立からの年数だけで判断すべきではありませんが、良い学生ローンと出会うための1つの基準になります。

学生ローンの口コミでの評判・評価がいいところを選ぶ

学生ローンに限ったことではありませんが、やはりお金を借りるからには評判がいいところを選びたいものです。

利用を検討している学生ローンのホームページはもちろんのこと、実際に利用した学生の方の口コミでの評判や評価を調べることも重要になります。

ランキング形式で学生ローンを紹介している場合も、金利だけの比較をするのではなくトータルで使いやすいところを選びましょう。

「重視したい点はどこなのか」で学生ローンの選び方は変わる!

重視したい点はどれ?

先ほど紹介した選び方のポイントの他に、自分がどういった点を重視するかでも、学生ローンを選ぶ基準は変わってきます。

例えば、借り入れ先は次のような選び方ができます。

18~19歳だけど利用したい
18歳から利用できるところを選ぶ。
高校生は利用できない学生ローンが多いので注意する。

即日融資してほしい
即日融資してもらえるところを選ぶ。
学生ローンは審査スピードは遅くないが、営業時間や振込キャッシングの対応時間を確かめる。

金利を抑えたい
低金利で借りられるところを選ぶ。
学生向けローンの下限金利は大手消費者金融より低くないが、初回申込時は上限金利が適用されるので下限金利で比較しない。

店舗に行く手間を省きたい(来店せずに契約したい)
来店不要で契約できるところを選ぶ。
必要書類提出する方法は、郵送以外の方法も選べるか確認する。

時間に縛られたくない・忙しい
営業時間が比較的長めなところを選ぶ。

返済の手間を省きたい(来店せずに返済したい)
銀行振込や現金書留で返済できるところを選ぶ。

誰にも知られず借りたい
勤務先や実家への連絡なしの金融業者を選ぶ。
カードを発行すれば郵送物ありになるのでカードレス対応できるところを選ぶ。

借入先候補を絞っていくためには、人気だけでなく希望に応じて各ローンを徹底的に比較することが大切です。

借入れ額が大きければ、返済期間は長期に渡るため、利便性の高い方法を選びましょう。

学生ローンの主な返済方法

学生ローンの返済方法

学生ローンの主な返済方法には、下記のものがあります。

  • 銀行振込
  • 来店(店頭)

来店不要で便利な銀行振込での返済

学生ローンの会社側が指定する口座に返済額を振り込みます。

利用する銀行によっては手数料がかかり、返済手数料が大きな額になる場合があるので、その点は注意が必要ですが、来店する手間を省くことができます。

直接来店して店頭で返済する

学生ローンの店舗に直接出向き、返済額を支払います。

来店する手間がかかるので、店舗が遠い場合にはおすすめできませんが、手数料は無料なので、生活圏内に店舗がある場合にはおすすめできる返済方法です。

その他の返済方法

銀行振込・来店(店頭)のほか、学生ローンの専用ATMや現金書留での返済が可能なところもあります。

手数料や手間を比較して、返済しやすい学生ローンを選びましょう。
 学生ローンでは、自動引き落とし返済はできません。

学生ローンを利用しない方がいいケース

学生ローンはやめたほうがいい人の特徴

お金を借りる行為に抵抗があり、「お金は足りないけど、学生ローンの利用はしないほうがいいのかな?」と考える学生の方も少なくないと思います。

学生ローンは計画的に利用すれば、学生生活を充実させることにも繋がりますし、生活費の足しにもできるので、しないほうがいいとは一概には言えません。

ただ、以下の項目に当てはまる方は、学生ローンの利用はしないほうがいいでしょう。

収入が安定していない・収入がない方
返済が遅れたり、返済自体ができなくなったりする可能性がある。

時間や期限が守れない方
返済期限が守れず、遅延損害金を支払わなければならない可能性がある上に、繰り返せばブラックリスト入りする可能性がある。

浪費癖・無駄遣いが多い方
欲しいものをたくさん買い、利用限度額まで使い切ってしまう可能性がある。

パチンコや競馬などのギャンブル、マルチ商法をしている方
儲けを得るために借りたお金をつぎ込み、利用限度額まで使い切ってしまう可能性がある。

他の会社からも融資を受けている方
「借金を返済するために、他社から借金をする」という負の無限ループに陥り、借金地獄から逃れられなくなる可能性がある(多重債務者)。
※借り入れ状況によっては借りることができる場合もあるので、学生ローンの会社に相談してみましょう。

実は学生ローンの利用目的で気になるデータがあります。2022年3月31日金融庁委託調査「貸金業利用者に関する調査・研究」によると、学生ローン利用目的は「他の貸金業者への返済資金不足の補填」が一番高くなっています。

学生ローン利用目的
引用先:2022年3月31日金融庁委託調査「貸金業利用者に関する調査・研究」

「学費の支払いのため」といった利用目的との差はあまりありませんが、借金を返済するために学生ローンを利用してしまうと、卒業後の人生展望にも大きな悪影響を与えることになります。

もしこのような状況に陥ってしまった場合には、一人で悩まずに周囲の方に相談するようにしましょう。

【やめたほうがいい】学生ローンを装う違法業者の特徴

違法業者の特徴

高田馬場を中心に、学生ローン業者は全国各地にありますが、その全ての会社がまともな会社とは限りません。

中には「闇金」が紛れ込んでいることもあり、一度利用してしまうと大変な目に遭います。

闇金には、以下のような特徴があります。

  • 貸金業協会に登録を行っていない
  • 法外な利息を請求する
  • 「審査なし」「すぐに貸す」といった言葉で集客している
  • 登録してから3年未満を意味する登録番号が「各都道府県知事(1)」または「○○財務局長(1)」である
    ※カッコ内の数字が大きければ大きいほど登録の更新回数が多い、長年営業している金融業者であるため信頼度が高い。(1)表記の場合は正規の新規参入業者か、登録が通ってしまった闇金かがわからないため避けた方が無難。
  • 電話番号が「090」や「080」の携帯電話である

万が一闇金からお金を借りてしまうと、高額な返済額を請求され、膨大な借金を抱えて生きていくことにもなりかねません。

信頼できる学生ローンかどうかは、「学生ローンを選ぶ時のポイントは?」の項目でも紹介している通り、金融庁の「登録貸金業者情報検索入力ページ」で検索できます。

闇金からお金を借りても、闇金自体が違法なので契約は無効、つまり返済する義務は発生しません。しかし、相手は犯罪行為を平気で行う集団です。執拗な嫌がらせや犯罪行為への加担など、様々なトラブルに巻き込まれる可能性が高くなるので、最初から関わらないようにしましょう。

学生ローンで即日融資してくれる会社はどこ?

今日中にお金を借りたい場合は、即日融資をしてくれる学生ローンがおすすめです。

申込んだ時間帯によっては、即日融資ができない場合もありますが、夕方以降の申込みでなければ、基本的には即日融資してもらえます。

学生ローンで即日融資してくれる会社は、以下の通りです。

会社名実質年率利用限度額
カレッヂ15.0%~17.0%50万円
マルイ12.0%~17.0%100万円
アミーゴ14.40%~16.80%50万円
フレンド田12.00%~17.00%50万円
イーキャンパス14.5%~16.5%80万円
学協16.4%40万円
友林堂12.0%~16.8%30万円
阪神クレジット15.0%~20.0%50万円

また、上記の学生ローンの他にも、大手消費者金融も即日融資してくれます。

  • プロミス
  • レイク
  • アコム
  • アイフル
  • SMBCモビット

即日融資にこだわらないなら「銀行カードローン」もおすすめ!

学生ローン銀行カードローン
利用限度額低い高い
金利やや高い低い
勤務先への電話なしあり
返済開始元金自由返済が利用できる借入の翌月からスタート
その他基本郵送物が少なく、親バレの心配が少ない・審査が厳しい
・知名度や信頼度が高い

学生がお金を借りる方法としては、「銀行カードローン」もおすすめです。

銀行カードローンは、20歳以上の安定した収入があれば、学生・社会人問わずお金を借りることができます。

大手消費者金融や学生ローンでは申込下限年齢が18歳のところもありますが、銀行カードローンではいずれも20歳以上の方が申込対象ですのでご注意ください。

学生ローンよりも審査は厳しくなってしまいますが、以下のようにメリットも大きいので、20歳以上の安定した収入がある学生の方は銀行カードローンの利用を検討しても良いでしょう。

  • 低金利でお金を借りることができる
  • 利用限度額が高い(500~800万円)
  • 会社自体の信頼度や知名度が高い

なお、銀行カードローンの場合は電話による在籍確認が行われます。電話による確認が難しい場合は、担当者に連絡して別の方法で在籍確認ができないか相談しましょう。

電話での在籍確認をできるだけ避けたいなら、消費者金融でのキャッシングをおすすめします。

学生ローンの審査って厳しいの?審査に通るために必要な条件・基準

審査に通るために必要な条件・基準

学生ローンを利用するとなった時、できれば「審査が甘い会社がいい」と考える方もいるかもしれませんが、審査の甘い会社はありません。

学生ローンも消費者金融も、どちらも審査基準は貸金業法に基づいているので、審査基準はどちらも一緒です。
いずれのローン会社も返済能力を審査で判断し、貸付を決定します。

「学生ローンだから審査を甘くしている」ということはないのです。

ただ、学生ローンを利用する方のほとんどはローン自体を初めて利用する方であるため、申込条件を満たしていて、必要書類をすべて提出できれば問題なく審査に通るでしょう。

審査に通るために必要な条件・基準を紹介します。

申込条件をクリアしているか

学生ローンでの借入れを希望しても、申込条件を満たしていなければそもそも申込めません。収入が十分あっても、対応年齢が20歳以上なら20歳未満の学生はお金を借りられません。

また未成年者の方は絶対に利用できません。

学生ローンに限らず、カードローンなどでは収入額の具体的な金額は提示せず、安定した収入とだけ書かれています。つまり収入額の大きさではなく、毎月コンスタントにお給料を得ているかが重視されています。

学生ローンの申込条件は厳しくありませんが、各社違いがありますので自分がクリアできるところに申込みましょう。

一定の安定収入に基づく返済能力があるかどうか

安定した返済能力があるか

学生ローンは、当然ながら返済してもらうことを前提としているので、返済能力のない学生にお金を貸すことはありません。

そのため、「アルバイトをして安定した収入を得ていること」、つまり返済能力があるかどうかが重要になります。

返済能力を判断する上では、何も収入が多いだけが有利とは限りません。安くても毎月一定の収入がある「安定性」が求められます。

逆に収入のない月があるというように、毎月の収入が不安定な場合は、審査でも不利になります。

ちなみに、「アルバイトなしだけど仕送りはある」という場合は、会社によって判断が分かれます。

仕送りを収入と判断してくれる会社であれば、審査に通る可能性があります。

高卒以上の学生かどうか

学生証の提示が求められる

学生ローンは、高卒以上の学生に対して融資している会社なので、契約時に学生である必要があります。

多くの会社では、学生であることを証明する学生証や生徒手帳などの提示を求めてきます。

学生証を提示しないと審査に通らない可能性があるので、必ず提示するようにしましょう。

借入額の合計が総量規制額(年収の3分の1)以内か

総量規制以内か

学生ローンは「総量規制」といって、年収の3分の1までしか借り入れできない決まりになっています。

そのため、借りたい金額が総量規制の範囲を越えていると、審査に通らない可能性があるので、借りたい金額が年収の3分の1を越えていないか注意しましょう。

なお、すでに他社借入がある場合、他社から借り入れている金額も含めて年収の3分の1以下に抑えなければなりません。

【例】年収60万円

  • 借入上限は20万円(年収60万円÷3)
  • 他社から10万円の借り入れがある
  • 新しく借り入れできる金額は上限10万円(借入上限20万円-他社借入10万円)

「1社につき年収の3分の1まで借りてOK」ではないことです。

他社借入がある場合は、他社から借り入れている金額も含めて計算しておきましょう。

支払い滞納などで信用情報に傷がついていないかどうか

信用情報に傷がついていないか

学生ローンは、信用情報に傷がついていないかどうか(ブラックリスト入りされていないかどうか)も審査されます。

個人信用情報機関にローンの利用などの記録は残っているため、過去5年以内に滞納などをして信用情報に傷がついている場合、審査に通らない可能性があります。

学生の方であれば、信用情報に傷がついている可能性はそれほどないかと思います。

しかし注意点として、スマートフォンの機種代金を滞納したことが原因で審査に通らなかったケースがあります。スマートフォンの機種代金を分割払いで払っている場合は、個人信用情報機関に記録されるので、滞納などの事故情報があるとローンの審査に影響します。

また直近6ヶ月以内で申込件数があまりに多いと、お金に困っていると判断され審査に通らない可能性が出てしまいます。

短期間でたくさんのローンに申込まず、審査落ちした場合も期間をあけてから申込むようにしましょう。

学生ローンに関するよくあるQ&A

学生ローンで気になる疑問に回答しています。

ゆうちょ銀行に学生ローンはある?

ゆうちょ銀行には学生ローンはありません。
カードローンもないので、今回の記事で紹介している学生ローンの利用をおすすめします。

労金(ろうきん)に学生ローンはある?

労金には学生ローンはありません。
学生ローンに近い金融商品として「教育ローン」がありますが、教育ローンは親がお金を借りるものなので、親御さんと相談する必要があります。親バレせずにお金を借りたい場合は、今回の記事で紹介している学生ローンの利用をおすすめします。

学生ローンで車やバイクは買える?

学生ローンで車やバイクを買うことは可能です。
ただ、学生ローンのほうが金利は高いので、車やバイクを買いたいのであれば、マイカーローンやバイクローンを利用したほうが良いでしょう。

バイトなし(無職)・仕送りなしだけど学生ローンは利用できる?

安定した収入がなければお金を借りることはできません。
またローンを利用する本人が申込みを行う必要があります。親であっても本人以外の方が申込むと名義貸しやなりすましなどの犯罪行為になるので、絶対にやめましょう。

返済が遅れそうな時はどうしたらいい?

返済が遅れそうな時は、事前に連絡を入れておけば返済を待ってくれる場合があります。
例えばカレッヂだと、事前に連絡をしておけば、7日間は遅延損害金なしで返済を待ってもらえます。

借りられるか知りたいけれどいきなり審査に申込むのは不安?

大手消費者金融なら借入診断ができます。 少ない項目で、借入できるかどうかを数秒で判断できるので、一度試してみるとよいでしょう。

《レイク注釈》
※無利息について
365日間無利息:初めてのご契約。Webでお申込み・ご契約、ご契約額が50万円以上でご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録が完了の方。
60日間無利息:初めてのご契約。Webお申込み、ご契約額が50万円未満の方。
365日間無利息・60日間無利息共通:無利息期間経過後は通常金利適用。初回契約翌日から無利息適用。他の無利息商品との併用不可。

<貸付条件>
ご融資額 :1万円~500万円
申込資格:年齢が満20歳以上70歳以下の方
安定した収入のある方(パート・アルバイトで収入のある方も可)

《アイフル注釈》
■商号:アイフル株式会社
■登録番号:近畿財務局長(14)第00218号
■貸付利率:3.0%~18.0%(実質年率)
■遅延損害金:20.0%(実質年率)
■契約限度額または貸付金額:800万円以内(要審査)
■返済方式:借入後残高スライド元利定額リボルビング返済方式
■返済期間・回数:借入直後最長14年6ヶ月(1~151回)
■担保・連帯保証人:不要